長崎教会群撮影紀行「桐教会教区」=潜伏キリシタンを偲ぶ旅= 【4K 】

写真愛好家 牧瀬英喜が旅する「撮影紀行」。
今回は上五島の教会群とその集落を訪ね、潜伏キリシタンの辛い歴史を偲ぶ旅。
その中から「桐教区」にフォーカスし絞り込んだ、フォトスライドショー【4K】。

桐教区/「桐教会」「中の浦教会」「大浦教会」

島原・天草の乱の後、幕府の弾圧が一層厳しくなる中、
比較的監視が行き届かなかった「外海地区」に信徒たちは移り住み潜伏した。
しかし、この地からも迫害を逃れ、角力灘のはるか向こう、海を渡り辺境の地五島へと移り住んだ。
そして更には、この地でも迫害は迫り、あるいは郷民との軋轢も生じ、島の奥へと移住を重ねたと。
永い永い厳しい潜伏の時代を経験し、その果てに造り上げた教会群・・・

主任教会のある桐地区が「伝道師ガスパル与作」の出身地であったことから、
明治初め「五島崩れ」と言われる迫害が激しかったところのひとつでもある。

「中ノ浦教会」
この教会は、激しい弾圧を経験した信徒たちの「五島で一番美しい聖堂を造りたい」
という願いを形にしたのだと… う〜〜〜ん、唸る。

「大浦教会」
それは小さい小さい建物で、国道から入る道も見落とし、
そうだし、表からは「クロス」も見えず民家と見まがう。
しかし、よくよく視せていただくと
これがなんとも「趣き」を醸し出す
木造教会の「年季」を感じてくる。

「桐教会」
リアス式海岸の五島列島.小さな入江の連続。
その奥の奥に、やがて姿を現す白亜の教会。
複雑な入江に流れ込む潮流は速く、藻などは根付かない。
その海水はどこまでも透明で吸い込まれそう。
そんな入江を見下ろす、急峻な階段を登った先に白亜の教会堂が。

ご参照)
サイト「教会群撮影紀行」
Blog)
https://myfilter.exblog.jp/33084161/
https://myfilter.exblog.jp/i13
Blog Book)
http://www.photoartplan.com/photo/sight_index/blogbook_church.html
HomePage)
http://www.photoartplan.com

Write A Comment